実際に業務を行いながら指導していく「OJT」

OJTで上手く指導するために必要なこと

OJTではあまり干渉しないことが必要になります。指導するにしても自由に仕事をしてもらい、上手くできなかったことを自分なりに考えてもらう時間が重要になるのです。全て指導してしまうと自分では考えられない人になってしまい、仕事での対応力が少なくなってしまいます。自分なりに考えることでなぜ失敗したのかということを学べます。OJTだからといって先輩がベッタリ指導すると学ぶ機会を逃す可能性があるのです。また、基本的なことを教える必要もあります。OJT前には知らなかった常識や社会人としてのマナーは指導しましょう。それがないとクライアントに迷惑をかけることも少なくありません。常識的に考えて必要だと思うことは最低限教える必要があるのです。

OJTでは先輩のフォローが重要

OJTではミスをすることは少なくありません。ミスをすることを前提にしてOJTの計画を立てることが大切です。ただ、そのミスを先輩がフォローすることも重要になります。フォローしないと色々な人が不快に思うかもしれません。OJTが終わったあとに新人が不快に思った人と仕事をする可能性も考えてしっかりとフォローしましょう。次に仕事をしたときに気持ちよく働けるようにフォローをしておくと新人はOJTに打ち込めるのです。また、新人の悩みなども先輩がフォローすることも求められます。新人は環境の変化に付いていけずに悩むことも少なくありません。そのため、悩みを聞くだけでもストレスを解消できるのです。そのようなフォローはOJTをしている先輩にしかできませんので、上手くフォローすることが大切です。