ピンポイントで専門的な知識や意識を高める?選抜社員研修の目的!

管理職が選抜される理由

人材育成研修というのは、コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルを身につけるものだと思い込んでいませんか。近年は一部の限られた社員を対象としてピンポイントで専門的な知識を学ばせる研修が増加しています。このような形態は、選抜社員研修と呼ばれています。

選抜社員研修は管理職が対象となることが多いです。そもそも管理職というのは、経営者から部下を管理するための必要な権限を委譲されています。そのため部下を管理するための正しい知識がなければ、労務管理において間違った対応をしてしまうリスクが高まります。それを未然に防ぐことを目的として選抜社員研修が行われるケースが増加しているのです。また役員しか知らないような今後の企業戦略を一般社員に告知する前に、まずは管理職に理解させることも選抜社員研修を実施する目的になることがあります。

法律改正に順応する目的もある

労務管理で間違った対応をしてしまいがちなのは、労働時間に関することです。労務管理の基本となる法律は労働基準法ですが、この法律は何度も改正され複雑化しています。そのため選抜社員研修で、管理職に最新の法律を理解させる必要が生じるのです。たとえば部下の休憩時間中に人手が足りないからといって電話当番をさせたとします。この場合、たとえ電話が一度もかかってこなかったとしても、電話当番をしていた時間は労働時間に含まれますので注意が必要です。部下が「リラックスできたので労働時間とみなさなくていいですよ」と言ったとしても、法律的にはNGなのです。

労働時間をめぐっては過去に何度も裁判で争われた事例があります。選抜社員研修ではこれまでの判例を提示して説明すると、知識が深まるだけでなく管理職の意識改革にもつながるでしょう。

接客マナーの研修を受けると、商品知識の取得だけでなく高度な接遇力を学べ、顧客に信頼感を与えることができます。